私はニュースが嫌い！嫌いって強い言葉だけど まぁ苦手、と言ってもいいかも。自分の好みであって 私が辛いのが苦手、とかビターなチョコレートが好き、とか そんなものと一緒。報道系で働いている大好きな友達もいるし 否定をするつもりもなく ただ私の好みとしていうだけです。
日本にいた時に両親がニュースをつけていると 隣の部屋に逃げなくてはいられない、ちょっとでも聞くとぞわぞわするし 本当に異常なまでに体が反応してしまう。好き嫌いが激しいって性質なんだと思うのだけど。
最近見た情報で 世界の人口が去年に比べて増えているという話。(これは去年）それはニュースでも誰かが書いた文章でもなく、単に数字。数字ってアートみたい！って思った。そこから色んな風に受け取る事ができる。そしてそれは簡潔で美しく、そしてある意味受け取り方に自由もある。
私にとってニュースは 一部のネガティブな情報を繰り返し伝えるもの、そして多かれ少なかれ情報操作のために使われるもの、という認識がある。生きることへの恐怖を煽っているとしか思えないことも多々。もちろんいいニュースも流してるんだろうけど なんのためにこの事が伝えられるんだろう？と私の中では疑問な事が多い。
数日前 友達と電話で話してたら アメリカで また黒人の人が白人警官に殺された事がきっかけで あちらこちらで暴動が起きている事を知った。彼に それを知らないなんてびっくりだ、世界で何が起きているのかを知ることは必要だと思う。と言われ そうなんだろうか？？と考えてみた。
必要なニュースは入って来る、という私の中での認識で 例えば 私にとって重要な悪いニュースは入って来る。おばあちゃんが死んだら 家族から連絡が来た、日本に大きな地震があった時は それを伝えてくれた人がいた。２週間ハワイで監禁状態の時 家のすぐそばで ロックダウン、２週間の監禁に対しての反対の演説をしてる人がいて その人によって カウアイではロックダウンのせいで増えた自殺者の方がコロナで死んでる人より多い事を知って それについてそういった意見があることに興味を持ち そしたらそれを調べる。ハワイに帰るのを決めて この時期に帰ることに対して 私が知らなくてはいけない現状は調べる、この時期 お金がないなぁ、と思ったら 今 政府が出してるヘルプをたくさん教えてくれた友達がいて 私はお金的には困らなくなった。ニュースを見ていても その事を知らず お金に苦しんでいる人はたくさんいる。
昔 友達が 自分の親が首を吊っているのを発見した、と話してくれた。他の友達が 実の父親に性行為を強いられて育ったと話してくれた。アメリカで知り合った黒人の男性が 母親が白人の警官にレイプされ、それはその時代当たり前だった、と話してくれた。フォトクラファーで 戦地に行っていた人が 彼の経験を話してくれた。
それらを聞いた後は立ち直るのに時間がかかった。
残念ながら そういうことはいつでも起きている。そこにフォーカスしようかしなかろうが そこに目を向けようが そこから逃げようとしようが 起きている、というのが私の中の認識。で ニュースで知らない人が殺されました、というのを聞いたって私の心は痛くなる。そしたらいちいちその行為を選ぶ必要はないな、という結果。
例えば 私が家を買おうとしたら 世界の経済を見た方がいいのかもしれない、政治の方向性を見た方がいいのかもしれない。そして私は見るだろうし けれど それをテレビやら インターネットやらのニュースから得ようとすると 余計な事も入ってくるし それは一部の現実なので 振り回される。私は政治に興味がないけど 私にとって必要なことや 気になった事は調べる。
友達と話していた時に こんなに人口も減って 経済が心配、と言っていた。でも世界の人口で言ったら 増えているわけで アメリカの人口を見てないからなんとも言えないが（興味が行かず調べていない）人口が減る事が 実際経済へどう影響するかも調べなきゃわからない、と私は思うけど どこに自分の現実を置くか、という事で 全く見え方が変わってくる。
不況だから大変だ、という認識を持ち そういう現実に生きる人がいる一方、同じだけの資産を持っていながら これはチャンスだ、とワクワクしている人がいて 不況の中で成功する人がいる。それもどこに現実をおくか、ってことになるんだろうし 私の現実は世界的に人口が増えている、だけど 友達にすれば 減っている、だった。他の友達からの情報は アメリカ中で暴動が、だったけど 他の友達からすると こんなに時間があって お金もサポートがあって 家族の絆が強くなり 遊んでばかりで幸せでいいのかしら？？だった。
私は必要な情報は自分で選んで受け取りたい。現実なんてその人それぞれなんだから 私の現実を選べばいいとおもう。事実起こっている事がニュースであるならば その情報も入ってくるだろうし でもそれを自分の現実としてどう受け入れるかはその人次第だなぁと。